SUGOI-ne2号ゴールド植え
    ノビネチドリ。

  3年前一芽だったが4芽に増殖した。
 
  ラン界では、こういう地生ランの仲間にも
  趣味を広げてきた。
  しかし、クマガイソウ、アツモリ・・・・ツレサギソウ、
  カキラン・・・・

  こういうものと、マスデも同じである。


 地生ランを水ゴケ、バーク、軽石、鹿沼などで
 植えて、肥料で作ってきたが、
 枯れ落ち葉に自生するランを、こういう用土で
 植えても成功しない。
 枯れ落ち葉の炭素循環が必要なことは、
 全てのランで同じである。

高地の貧しいエリアに身を寄せ合って生き延びている小形の原種。野性らん。
こういうランまで、愛好の対象になる。
ラン愛好者というのは、他の草花などの愛好者と大きな違いがあるようである。
一口にいえばラン愛好者は・・・狩猟民族的要素が強いようである。
珍種、変種・・・奇種・・・を狩猟して・・・コレクション。
プラントハンターと愛好家の蜜月関係。
需要と供給の関係である。
ラン原種に需要がなければプラントハンターも、輸入業者も成立しない。
愛好家は、これらの原種ランを持つことに大きな優越感を持つ。
そういうことで、熱帯の高地に自生する小形ランにまで注目する。
こういうランを日本で・・・趣味で作る意味があるのか、ないのか???
宇井清太には全然解からないのであるが、
こういうランを育種しても・・・・ほとんど進化させることが出来ないので・・・・
こういうランの栽培の目標は・・・花を多く咲かせる優越感しかない愛好である。
しかし、こういうランでは・・・平地で作る限り、この優越感を達成することは出来ない。
ほとんど・・・作ってみたけれど・・・枯らした!
これまでは・・・ほとんど・・・こういう消耗品であった。
しかし、SUGOI-neでは、栽培できるランが多くある。

こういう場所で自生するランもランである!
ラン科植物に共通する。
こういうランも菌根植物である。
ラン菌がいなければ芽生えることは出来ない!
つまり、こういう場所にも先住民族としてラン菌、材木腐朽菌が生きているということ。
この場所のランの微細な種子が落下したということである。
偶然にも、幸運にも極希に・・・こういう幸運をつかんだ種子がある。
負け組み植物のラン科植物に共通する・・・過酷で、哀しい宿命である。
常に・・・安住の新天地を探し続けなければない・・・運命。
更に・・・人間様からまで・・・掘り取られる。
ランも種族保存には・・・狡猾にならざるを得ない。
ラン菌を利用する。
こういう低温で、貧しい場所でも・・・プロトコームを形成し、やがて芽生える。
このプロトコーム時代があるということは、
必ず、この場所には、貧しいながらもラン菌による、枯れ葉、植物死骸の
炭素循環が構築されていることを示している。
つまり、このラン達が自生する場所には、必ず枯れ葉、植物死骸のリグニン、
セルロースが分解して出来た糖、糖質がある。
これをエネルギー源としてプロトコームは生長し、やがて葉を伸ばす。
これがラン科植物の絶対の姿である。

ここで問題になるのが、愛好者がラン菌の代わりになれるか!
そういうことである。
菌根植物であるランを栽培するということは、ラン菌の代わりなって、
ランが生き続けられるようにすることである。
本当に、これまでの栽培法というのは、ラン菌の代わりになれるものなのか????
これまでは、傲慢にも・・・・「代わりができる」・・・ということで200年やってきた!
しかし、ラン栽培において、SUGOI-ne、ラン菌による炭素循環栽培法が出るまで、
このプロトコームに焦点を当て、ここから栽培法が論じ書かれたものはない。
ラン菌も、枯れ落ち葉由来の糖、糖質も、プロトコームも削除され続けてきた。
ラン菌が生息しないコンポスト・・・水ゴケ、バーク、軽石・・・
肥料・・・・。
この栽培法では、自生地を再生できない!
自然界では通用しない栽培法、栽培技術である。
つまり炭素循環の欠落した・・・欠陥コンポストで植えて、肥料で栽培してきた。
一口に言えば・・・自生地に・・・○○○肥料の雨など降らない!
それでも、種子は発芽しプロトコームを形成し、小さな葉を出す。
これが自生地である!
そういうことであるが・・・こういうランの栽培法が散見されるが、
いづれも・・・自生地と乖離した生態系の水ゴケなどの栽培法が、普及してきた。
あげく・・・日本の平地での栽培は・・・・消耗品株である。


ラン科植物に属しているだけで、こんな小さなランまで乱掘という受難に遭遇する!
愛好というのは、身勝手で、優越感と達成感と・・・綯い交ぜであるが、
自生地の生態系を無視しての愛好、栽培というのは、
消耗品にしてしまう!
これからは、SUGOI-neで栽培してください!
ラン菌を第一に考えて下さい。
高山性の小形ランは、可哀想なくらい過酷なエリアに自生するものがほとんど。
ランの愛好というのは、こういうランほど愛しく溺愛する人もいる。
日本の平地というのは、本来からいえば、こういうランは生きてゆける場所ではない。
このようなランは、ほとんど光合成が極端に少なく、極貧の澱粉をエネルギーにして生きている。
身体を大きくするだけの光合成が出来ない。
光合成の澱粉だけでは、大きな身体に出来ない!
これと同じ例がツツジ科植物でも見ることができる。
ラン科植物、ツツジ科植物とも「菌根植物」の代表的なものであるが、
両種共に・・・大きな身体を持つものと、極小の身体を持つものがある。
なぜ、こういう進化をしたか?
キイポイントは枯れ落ち葉の炭素量の多少である。
勘違いしてはならないことは窒素の多少ではない。
なぜなら、地上に降る雨に含まれている尿素、窒素含有には、
高山も平地も、アジアも、中南米も・・・大きな差異はないからである。
菌根植物の身体の大小は・・・枯れ落ち葉の多少と、その分解速度の遅速に支配される。
枯れ落ち葉が多く、早く材木腐朽菌によって分解されるエリアには、
大型のラン、シャクナゲが自生する。
しかし、このエリアでも光と枯れ落ち葉の養分の争奪戦が行なわれ、
負け組みのランでは・・・大地を追われ、樹上での生活を余儀なくされる。
シャクナゲにも着生シャクナゲが熱帯雨林に自生しているが、
樹上、樹肌の炭素量が多くないために、この炭素が最少律となって、
大きな身体にはなりえない。

以上のことから、高地には・・・大きな樹木のないところでは、
大木が落とす枯れ落ち葉がない。
己の枯れ落ち葉、コケなどの枯れ落ち葉、周囲に自生する植物の枯れ葉、死骸、
これらのリグニン、セルロースの乏しい炭素しかない。
この炭素化合物である低分子の糖質、糖で、光合成不足分を補うには、
ラン菌の力を借りなければならない。
つまり、高地で、小さな、生育の遅いランが生きるには、
ラン菌が生息している場所が・・・絶対不可欠の条件である!
だから、ラン科植物というのは、ほとんどのランで、自生地の山全体に生えることはない。
限られた場所にランは生息しているのは、
ラン菌が構築している微妙な炭素循環の生態系が必要なのである。


そころが、SUGOI-neが開発されるまでは、
以上のように貧しい炭素循環が必要な高地性小形ランも、
水ゴケなどの用土に肥料を与えて栽培してきた。
この栽培では、葉での光合成の澱粉エネルギーのみで生きなければならないから、
平地での夏の夜の高温下における呼吸作用に使うエネルギー不足になる。
夏ばて、株の衰弱・・・・
最後に枯れる。
こういうランを栽培するには、これまで、夏の高温対策を、
クーラー、山上げ・・・・気温を上げる方法を行なってきた。
体力を消耗させない・・・・呼吸作用を抑制する方法である。
光合成での稼ぎが少なければ・・・・支出を少なくする・・・・。
1500m以上の高い山での栽培。
この栽培法の盲点は、自生地の気温を再現しているが、
ラン菌が糖を供給していることを削除しての栽培だということ。
つまり飛行機なら・・・片肺飛行しているようなもの。
現在の都市生活者と同じ。
断水すれば・・・トイレも使えなくなる、食事も作れない、飲み水もない!
給水車がこなければ・・・何にも出来ない。
自然界では・・・断水など、豪雨など当たり前。
その自然の不条理を植物は移動できないから逃れることは出来ない。
自然の不条理を甘受して・・・その上で・・・生き延びることをしている。
スゴイ生育など・・・望めない場所で・・・生き続ける。
これが高地性の小形ランの姿である。
こういうランほど・・・・ラン菌が必要なのである!
SUGOI-neが最適なコンポストである。

SUGOI-ne栽培で注意しなければならないのは、
高さ5cmほどの浅い鉢を使うこと!
SUGOI-neがいっぱい入る鉢では・・・・栄養がありすぎる!
こういうことが起こる!
非常に貧しい状態を鉢内に構築すること。
これは、高地性の小形ランのみでなく、小形ランはほとんど同じである!
SUGOI-ne単用ではSUGOI-ne2号ゴールドを用い、
鉢底に「防草シート」を丸めて入れ、SUGOI-neの量を加減するとよい。
この栽培方法は、SUGOI-neの実践篇に詳しく記してある。
決め手は・・・ラン菌。
そうすると、夏場の高温期に糖を供給するから・・・山上げしたと同じ状態になる。
夜間の呼吸作用で使うエネルギーは、ラン菌が供給する糖で賄うからである。
この理論で、シャクナゲも夏負けしなくなる!
これが、自然界の法則である。
自然界では、ラン菌の生息しない水ゴケで、マスデも生きられない。
自生地を水ゴケでは再生できない!
つまり、高地性小形ランを、自生地に水ゴケ上で植えても根付かせることは出来ない!
こういうランを・・・山上げして、夏涼しくして栽培しても完全ではないということである。
ラン菌が生きているコンポストで植えて・・・山上げすれば完全ということになる。


SUGOI-neでマスデを植えて、夏温室内で栽培してみたが、
連日45℃の棚でも、夏越しできている!
やはり、ラン菌が生きているSUGOI-neは、スゴイ!


簡単に言ってしまえば、ラン菌の生息していないコンポストでは、
どうやっても、日本の平地での栽培は・・・・止めたほうがいい。
こういうものを作らないでも・・・ランの趣味はできる!
どうしても作りたければ・・・SUGOI-neで栽培してみることである。



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        光合成とSUGOI-ne炭素循環栽培